はもミニ懐石 「二傳」

      所在地 京都市中京区姉小路通堀川東入ル
      電話番号 075-221-3908
      営業時間 12:00〜21:30
      定休日 水休(月1回火休)
      メニュー ランチ  4000 〜 8000円
ディナー  8000 〜 15000円

さて、いよいよ今回の京都旅行も最後の目的地に到着しました。
今回の旅行の目的は、京都の夏の味覚を楽しむものでした。
昨晩は、鴨川の「都」の川床で、涼風のもてなしと京料理に舌鼓を打
ちました。
本日の昼食は、創業230年余の老舗「二傳」で『はもミニ懐石』を食し
ます。
これは、お昼限定の“はも尽くし”のコース料理なのです。
さて、目にも楽しいお料理に期待が高鳴りそうです。


夏の京都の二大巨頭 “川床と鱧” の内の鱧ですね。
私は京都駅からタクシーで向かいましたが運転手さんは知らな
かったようです。
230余年の老舗と言っても京都中が老舗の集まりのようなもの
ですし繁華街から離れた小さな路地の一隅ですから無理もない
のかも知れません。
何はともあれ到着、あとはTakaさんが駆け付けるのを待つばか
りです。

     「プロよりも老舗を知ってるネット通」


清水寺で時間が無くなってしまいましたので、観光バスを途中下
車しました。
タクシーを拾って、二条城前の二傳と言いましたら、すぐに分かり
ましたよ。
清水寺では、駆けずり回りましたので、汗がなかな退きません。
喉がからからなので、料理の前にビールをぐいぐい飲んでしまい
ました。
さて、初めに出てきたのは、まるで柳行李のような器ですね。


いやぁ、驚きましたよ。
Takaさんとの付き合いは長いですがこの時のように
ビールをゴクゴクゴクと飲む姿は初めて見ました。
確かにシャツの肩から背中まで汗でビッショリでし
たね。
ビールを一番旨い状態で飲む条件が全て揃った人生
でも数少ない一場面だたのではないでしょうか。
ビールを飲んでひとまず落ち着いたら柳行李を開け
ましょうか。

     「駆け付けのビールで知らぬ友を知り」


いやー、本当にあのビールで生き返りましたよ。
あんまりビールが美味しいので、肝心の料理の味をよく覚えてい
ません。
残念の極みです。


実は私も覚えていないんです。
写真を見て想像(食していて“想像”も変ですが)するに
左上の硝子の小鉢は生湯葉たでったような気が ・ ・ ・。
卵焼き ? の隣は茗荷だつたような ・ ・ ・。
右外の鉢物は何だったのでしょうね。 記憶力、撃沈です。   


このお造りの味付けも三種類ありましたね。
覚えていますか?
もちろん私は覚えていません。
というより、私の悪い癖で説明を聞いてないということかな。 


この3種類は覚えていますよ、多分。
仲居さんがTakaさんの前と私の前に3種類を置くときに
その度に説明しましたからね。
ポン酢、梅酢、醤油だったと思います。
どれも試してみましたが私にはやはり定番の梅酢が美味
しかった気がします。

     「説明も馳走と共に口の中」


さすがにRoshiさんです。
ポン酢、梅酢、醤油でしたか、ありがとうございます。
さて、いよいよはもミニ懐石も佳境になってきました。
はものお吸い物と、はもの焼き物です。
この塩とタレの二種の焼き物は、殊のほかに美味しかったです。
汗が退いて落ち着いたせいか、これはよく覚えています。
早く食べてしまうのが勿体なくて、少しずつ惜しみながら食べま
した。


この二種の焼き物は本当に美味でした。
「源平」と言う粋な名前が付けられていましたね。
蒲焼き風と白焼き風の何れも美味でしたがどちらが平家で
どちらが源氏なのかなどと話しましたね。


源平の後に何品か出て、最後のご飯はお茶漬けでしたね。
料理屋でお茶漬けというのも変ですけど、“ぶぶづけ”と言うんで
すね。
Roshiさんに教えてもらって初めて知りました。
ちょっと調べてみたら、面白い話がありますので紹介します。
帰りかけている客に一言、「まぁ、ぶぶづけでもいっぱいどうどす」
さて、Roshiさんならどう対応します。


「はい、有り難う御座います。ほな一杯よばれまひょか」と
返してはいけません。
「おおきに有り難う御座います。お気持ちだけで結構どす。
ほなサイナラ」のようなニュアンスの返事が正解だと思います。
この話は「京のぶぶ漬け」として比較的有名な話です。
この場面で「ハイ、頂きます」とやってしまうと “無粋で気の
利かぬ奴” ということになり次からは絶対にお呼ばれは無くな
るそうです。
京都人の “肯定する否定” の一面なのかも知れません。

     「一杯の茶漬けで腹内見透かされ」