京都〜「紅葉より団子」 投稿者:Taka 投稿日:2005/11/06(Sun) 10:46 No.265  
Roshiさん、京都旅行お疲れ様でした。
久々に、たくさん歩きましたが、大丈夫でしたか。
今頃は、足が痛くなっているんじゃないですか。
さて、今回も『食って、飲んで』の旅になりましたね。
それを象徴するように、京都に着いたら、いきなり豪華な昼食にな
りました。
今回は、事前にネットで見つけて、予約しておいた「京料理 田
ごと」へ行きました。


紅葉より団子より筋肉痛 Roshi - 2005/11/06(Sun) 13:02 No.266  

本当にお疲れ様でした。
それにしてもよく歩いたよね。
Takaさんの言うとおり見事な筋肉痛になりました。
朝、起きて階下の部屋に行こうと階段を下り始めたけど
思うように足が出ませんでしたよ。
それは兎も角として「田ごと」の料理は如何にも京都と
言う感じの料理でしたね。
予約をしておいた部屋で少し大尽気分で豪華な昼食にな
りましたね。


プチ御大尽 Taka - 2005/11/06(Sun) 13:42 No.267  

そうでしたね。
二階座敷で仲居さんの接待を受けての“プチ御大尽”気分で
の食事になりました。
料理も綺麗でしたね。
我々が食したのは、「光悦水指弁当(3,150円)」でした。
見た目に綺麗で上品でしたので、私は見ただけでも満足して
しまいましたが、Roshiさんはいかがでしたか。


秋が満載 Roshi - 2005/11/06(Sun) 15:02 No.268  

確かに目に鮮やかな秋が盛り込まれていましたね。
ご飯もお料理もしっかりした風味ですが薄味で上品で
食べ飽きると言うことがありませんでした。
できればご飯のお代わりをしたいほどでしたね。


まさに上品 Taka - 2005/11/06(Sun) 15:26 No.269  

そうでしたね。
松茸ご飯が美味しかったですね。
ご飯がしっかりと炊けていて、薄味で風味があって、食べ飽
きない美味しさがありました。
京料理とはこういうものなのかと実感しました。
ところで、博学のRoshiさん、『光悦水指弁当』ってどういう
意味なのか教えてください。


『光悦水指弁当』とは Roshi - 2005/11/06(Sun) 16:41 No.270  

『光悦水指弁当』の“光悦”は本阿弥光悦を指すのでしょう。
『光悦水指弁当』の“水差”しとは本阿弥光悦の造った焼き
物の水差しを言うものと思われます。
でも、実際にどのような物か私は知りません。
多分、お菜類が入っている器がその水差しを模した物なので
はないでしょうか。
因みに本阿弥光悦は江戸時代初期の芸術家とのことです。


光悦おじさんの器 Taka - 2005/11/06(Sun) 17:09 No.271  

なるほど、光悦とういのは人の名前だったんですね。
分かりましたありがとうございます。

京都御所 投稿者:Taka 投稿日:2005/11/06(Sun) 17:29 No.272  
お昼ごはんをゆっくり食べて、河原町から四条を通って、知恩院
まで行くつもりでしたが、ちょうどこの時期に「御所」が一般公
開しているとのことでしたので、地下鉄に乗って御所へ行くこと
にしました。
私は御所は初めてなのですが、Roshiさんは以前にも来たことが
あるのでしょ。
御所の敷地は広いですね。
でも、紫宸殿の前あたりは長い行列が出来ていましたね。


混雑のち渋滞 Roshi - 2005/11/06(Sun) 19:21 No.273  

私が以前に行った時は定期観光バスでした。
事前に氏名や住所などを申告して『御所を拝見させて頂く』と
言った感じでした。その時は宮内庁の職員がそれぞれの団体に
付いて解説をしてくれました。
今回は全くフリーの一般公開だったので予約などの必要が無い
代わりに大混雑になったのだと思います。
特に「紫宸殿」は御所の中でもメインですし「紫宸殿」の少し
先の通路が狭まっているので渋滞になったのでしょうね。


ついてる Taka - 2005/11/06(Sun) 20:09 No.274  

そうだったんですか。
それでは、この時期に京都へ来て、ふらっと見学できたのは、
我々はとてもついていたということなのですね。
そういえば、お天気も悪くなる予報でしたけど、ちょっと降っ
ただけで、お日様も顔を出してまずまずの空模様になりまし
たね。


暑かったよぅ Roshi - 2005/11/06(Sun) 22:11 No.275  

京都へ出発前の長期予報では悪い予想ばかりでしたが
実際は良い方に外れましたね。
でも暑がりの私には少しばかり堪えました。
御所では俄雨で少し足止めを喰らいましたが精々その
程度で後はお日様がカンカンで日焼けもしてしまいま
した。
まぁ、雨に祟られることを思えば贅沢な文句ですね。


なんでしょう? Taka - 2005/11/07(Mon) 21:56 No.277  

さて、Roshiさんに問題です。
このお人形は何をしているのでしょうか。
わかりますか?
ヒントは『雅な遊び』です。


聞 香 Roshi - 2005/11/07(Mon) 22:54 No.279  

覚えてるよ。
確か“聞香”という木札があったような気がします。
もしかしたら“香聞”だったかな?
往時の宮廷の雅な遊びで現在の香道の基礎になった
もの、と言うような解説が書いてあったと思います。
違ったかな・・・。


大正解 Taka - 2006/01/08(Sun) 12:31 No.283  

“聞香”で大正解です。
さすが、Roshiさんです!

ライトアップ〜青蓮院門跡 投稿者:Taka 投稿日:2005/11/07(Mon) 21:30 No.276  
京都初日の夜は、早めに夕飯を済ませて、定期観光バスでライト
アップされたお寺を見て回りましたね。
まず最初に訪れたのは「青蓮院門跡」でした。
『熾盛の光の曼荼羅』などという謳い文句の庭でしたが、とても
暗かったです。
デジカメの感度を上げましたが、三脚なしの手撮りをするには、
かなり厳しいものがありました。
ゆっくりしている間がなくて、まるで駆け足のような鑑賞でした
が、Roshiさんにとって、少しは御利益がありましたでしょうか。


小難しい・・ Roshi - 2005/11/07(Mon) 22:48 No.278  

御利益ねぇ・・・
残念ながら特に何も感じませんでしたね。
ここ「青蓮院門跡」のライトアップは暗かったですね。
ライトアップをするのだから周囲が暗いのは当たり前
なのですが足下も暗過ぎて段差のある場所では幾度も
転びそうになりました。
それにここのライトアップは“哲学”に走り過ぎてい
るような気がしましたね。


水面に映える紅葉 Taka - 2006/01/08(Sun) 12:39 No.284  

二番目のお寺は高台寺でした。
高台寺といえば、やはり「水面に映える紅葉」を見ないと駄
目ですね。
本当に鏡のような池面に綺麗に映りこんだ紅葉の景色は圧巻
です。
ただ、今年は早すぎましたので、まだ十分に紅葉した景色が
見られなかったのは残念でした。


静寂の圓徳院 Taka - 2006/01/08(Sun) 12:46 No.285  

三番目は「圓徳院」でしたね。
ここには、『北政所ねね』が伏見城から移した、枯山水の名
園があります。
北庭と南庭では、違った趣があって、いかにも静かな時間の
流れを感じることが出来ます。
日中に訪れれば、庭の造形のディテールが見えて、また違っ
た良さが楽しめそうですね。


シンプルの安心感 Roshi - 2006/01/08(Sun) 12:57 No.290  

ここのお庭のライトアップは良かったですね。
奇抜な物は何一つありませんがそれだけに安心
して眺めていられます。
前衛も悪くはないと思いますが心が落ち着かな
いと何となく納まりが悪く居心地も良くありま
せんね。

永源寺と湖東三山めぐり 投稿者:Taka 投稿日:2006/01/08(Sun) 12:48 No.286  
さて、今日(2005年11月4日)は、近江鉄道定期観光バスに乗車
して、『永源寺と湖東三山めぐり』です。
京都駅から大津駅まで、JRで行ってバスに乗車しました。
京都−大津間が、僅かに9分間というのは、以外に近かったので
驚きましたね。
さて、定期観光バスは定刻9:30に出発して、最初の観光地であ
る「永源寺」に到着しました。
バスを降りると、お寺までは長い階段があると言われて、ちょっ
とびびりましたね。


フゥーフウゥー Roshi - 2006/01/08(Sun) 12:59 No.291  

さて『永源寺と湖東三山めぐり』の最初のお寺さん
永源寺ですが寺そのものよりもバスガイドの階段の
脅しが効いて階段を目の前にしたら目眩がしました。
でも、階段の途中の各所で色づき始めた紅葉が目を
楽しませてくれましたね。

永源寺 投稿者:Taka 投稿日:2006/01/08(Sun) 12:53 No.287  
やぁ、永源寺へ来て、やっと紅葉らしい景色にめぐり合えました。
これなら、100段もの階段を登って来た甲斐がありました。
Roshiさんの足の調子はいかがですか。
きょうは、こんな階段ばかりあるそうですよ。
今年(2005年)の紅葉は10日間ぐらい遅れているそうです。


試練の色づき始め Roshi - 2006/01/08(Sun) 13:01 No.292  

Takaさん、100段ではなくて120段ですよ。
この20段の差は死ぬほど大きいですよ、私にはね。
でも、やはり高い場所にあるお寺さんだけに色づき
始めと言えども京都市内とは違って“紅葉らしさ”を
感じることが出来ましたね。
足はパンパンですけどね・・・。
でも、ここ永源寺はまだ序の口というのを後々知る事
になるのですよね。


本堂 Taka - 2006/01/08(Sun) 13:08 No.297  

そのパンパンの足を引き上げて、やっと本堂へ着きましたね。
永源寺の本堂は、ちょっと変わっていました。
見た感じは何だか大名主の家と言う感じです。
『葦(よし)の大屋根』といわれるそうで、どっしりとした
風格がありますね。


希少らしいね Roshi - 2006/01/08(Sun) 13:18 No.303  

そうそう、この手の造りのお寺の本堂と言うのは
滅多に無いそうですね。
確かにお寺の本堂と言うよりは大名主の家と言っ
たような雰囲気ですね。
湖東三山のお寺さんは何処も“虚仮威し”が無く
心落ち着く和みが感じられます。


抹茶と和菓子 Taka - 2006/01/08(Sun) 13:22 No.306  

この先をもう少し行ったところで、座敷に上がって抹茶をい
ただきましたね。
お庭に向かって座を取りましたけど、なかなか趣のあるひと
時を過ごすことが出来ました。
お酒はありませんが、こういうのもいいものですね。


お茶もたまには良いよね Roshi - 2006/01/08(Sun) 13:32 No.311  

足が疲れていたところにお茶が戴ける所を発見して
Takaさんを呼び込んで一緒に飲みましたね
結構なお庭を前にしての一服は茶道の心得の無い私
たちにも心が安らぐ一時でしたね。
普段の生活でお点前を頂く事はまずありませんから
良い体験であり想い出になりましたね。

湖東三山〜百済寺 投稿者:Taka」 投稿日:2006/01/08(Sun) 12:54 No.288  
湖東三山のひとつ目は、「百済寺」へ行きました。
百済寺は飛鳥時代、聖徳太子の発願より造営されたもので、300
余坊の塔頭を構えていましたが、度重なる大火や兵火によってほ
とんどが焼失してしまいました。
平安時代のもので、現在残っているのは、本尊などの主な仏像や
経巻類だけとなります。
ここの庭園は見事なものでしたね。
こじんまりとしていますが、整備が行き届いていて、紅葉の最盛
期にはさぞかし綺麗な景色になるのだろうと想像を巡らすばかり
でした。


絶景だね Roshi - 2006/01/08(Sun) 13:02 No.293  

ここ「百済寺」は「ひゃくさいじ」と読むんですね。
てっきり「くだらじ」かと思っていたのですが。
建立当時は朝鮮の百済縁の寺だったので「くだらじ」で
良かったようですが時を経て「ひゃくさいじ」に変遷し
たんでしたね。
ここの庭園はTakaさんも言うとおり見事でしたね。
決して大きくないと言うよりむしろ小さい庭園ですが
周囲の景観と池のバランスが絶妙と私は感じました。


調和の美 Taka - 2006/01/08(Sun) 13:09 No.298  

そうですね。
池、岩、木々、青空という空間の調和が、居心地の良さを感
じさせてくれるのでしょうね。
時間が許せば、しばらくここで無心に、庭を眺めていたいと
ころでした。


仰るとおり Roshi - 2006/01/08(Sun) 13:34 No.313  

この場所から庭園を見ながら1日を過ごせたら
どんなに良いかと思わせる眺めでしたね。
心静かに、が一番似合う庭園の眺めですが、少
し高級な仕出し弁当を食べながら、でも似合う
ような気がしました。お酒を1本付けてね。
でも、この庭園は当然ながら飲食禁止ではあり
ましたが・・・。

湖東三山〜 金剛輪寺 投稿者:Taka 投稿日:2006/01/08(Sun) 12:56 No.289  
湖東三山の二つ目は、「金剛輪寺」で、奈良時代に聖武天皇の勅
願により、行基が開山した天台宗の寺院です。
本堂大悲閣は、鎌倉時代の和様建築の代表とされる楼門で、国宝
に指定されています。


和らぎ・・・ Roshi - 2006/01/08(Sun) 13:05 No.295  

ここは大きなお寺さんでしたね。
それでも手入れの行き届いた清々しい感じでした。
国宝に指定されているとは言え荘厳とか重厚と言った
感じではなく歴史と風雪の中で静かに歳を重ねて来た
お爺さんのような趣を私は感じました。


三重塔 Taka - 2006/01/08(Sun) 13:15 No.300  

う〜ん、重々しいお言葉ですが、本当にそんな感じですね。
うっそうとした、木々に囲まれて建っている三重塔は、昭和
49年に復元されたもので、重要文化財に指定されています。


我を張らず・・ Roshi - 2006/01/08(Sun) 13:16 No.301  

鬱蒼とした木々の緑の中に埋もれているように建つ三重塔も
うるさい自己主張が無くて好きです。
私なんかお年寄りのご夫婦に写真を撮ってくれるよう頼まれ
『後ろの三重塔を入れて下さい』と言われ、振り返るまでそ
こに三重塔があるのに気が付かなかったくらいです。
まぁ、単なる迂闊な奴なのかも知れませんが・・・。


血染めの... Taka - 2006/01/08(Sun) 13:25 No.308  

そうでしたね。
私も、どうして本堂を背景にして、写真を撮らないのかなと
不思議に思いました。
やっぱり、私も迂闊者の一人です。
さて、戻ろうとして、本堂の前に差し掛かったら、真っ赤な
葉っぱが目に付きました。
これは、『血染めの楓』というのだそうです。
なんでも、開祖した行基が、木で仏像を彫り始めたところ、
そこから赤い血が流れ出たという伝説に基づいてるというこ
となのですが、何とも不気味な話です。


祟らねば良いが・・ Roshi - 2006/01/08(Sun) 13:31 No.310  

『血染めの楓』はガイドさんに説明されてはいましたが
私にはどの木だかサッパリ分かりませんでした。
流石にカメラマンTakaの力量ですね。
それにしても『血染めの楓』とはお寺さんに相応しいの
か相応しくないのか判断に困りますね。 

湖東三山〜 西明寺 投稿者:Taka 投稿日:2006/01/08(Sun) 22:42 No.315  
西明寺ではこの三重塔が見所です。
鎌倉時代後期に建立された純和風建築で釘を使用せず、総桧で造
られています。もちろん国宝です。
塔の内部には極彩色の壁画があって、鎌倉時代の壁画としては国
内唯一だそうです。
ご他聞に漏れず、中に入るには行列ができていましたので、我々
はパスしましたね。


仏に縋ろう Roshi - 2006/01/09(Mon) 14:48 No.322  

そうでしたね、大勢の人が行列を作っていましたね。
我々は余程の例外は別として行列をしてまで何かを
するとか見るとかは好きな方ではありませんね。
それで、もしかすると大事な物事を見落とすことが
あるかも知れませんがその時はその時で御仏の加護
があると思います。
何と言ってもこれほどお寺さんを巡っているのですから。


秋なのに... Taka - 2006/01/09(Mon) 16:08 No.333  

しかし、この西明寺も本堂の周りはまったく紅葉していませ
んでしたね。
参道で見つけた一番の紅葉がこれですから、どうにもこうに
もカメラが泣いています。
紅葉を見に、はるばる湖東三山まで来たのに残念です。


秋とは言え・・ Roshi - 2006/01/09(Mon) 23:42 No.343  

京都を離れてのお寺巡りは何処のお寺さんも
京都よりは高い山の中でしたが紅葉はそれ程
進んでいませんでしたね。
まぁ、昨年の紅葉は全国的に遅れていました
から比較的高い所にあるとは言っても仕方な
かったのかも知れません。

芳つき 投稿者:Taka 投稿日:2006/01/08(Sun) 23:00 No.316  
さて、二日目の夜はRoshiさんの案内で“おばんざい”の店へ行
きましたね。
ここは祇園にあるのですが、ちょっと分かりにくいところにあり
ました。もっとも、祇園それ自体が分かりにくい町並みにも思え
ます。
飲食店ビルの2階へ上がって行くと、Roshiさんお気に入りの美
人姉妹のいるお店に着きました。


美味美人 Roshi - 2006/01/09(Mon) 14:51 No.323  

このお店はインターネットで見付けたのではなく
我々が京都に行ったら必ず飲みに行くクラブの女
の子から教えて貰ったお店です。
姉妹も美人だけど“おばんざい”も美味しかった
でしょ。


家庭の延長みたい Taka - 2006/01/09(Mon) 16:26 No.334  

“おばんざい”というのは、そういう京料理のことをいうの
かと思っていましたけど、どうも違うようですね。
今回はお任せということで料理を出してもらいましたが、こ
れは、マカロニと牛蒡のマヨネーズ風サラダ、それとモツ煮
込みですね。美味しかったですよ。


全てが“おばんざい” Roshi - 2006/01/09(Mon) 23:53 No.344  

そうです、勘違いするのはTakaさんくらいです。
“おばんざい”とは京都の家庭料理全般を指す
言葉だそうです。
相撲取りが食べる料理全てを“ちゃんこ”と言う
ようにね。
“おばんざい”と言うとどうしても煮物の感覚が
強いですが、前述の通り家庭料理のことですから
マカロニサラダや煮込み、コロッケや焼き肉など
も全て“おばんざい”になる訳です。
どうです、認識が変わったでしょう。


“おばんざい”万歳 Taka - 2006/01/14(Sat) 11:15 No.354  

特に“ままかりの酢漬け”は美味でしたね。こういう旨味を
引き出す工夫は関西が秀でていますね。



味覚の伝統 Roshi - 2006/01/14(Sat) 11:53 No.356  

Takaさんの言うように旨味を引き出す調理法は確
かに関西が秀でているような気がします。
素朴な食材から丹念に旨味を引き出すのは精進料
理の伝統からなのでしょうか。

醍醐寺 投稿者:Taka 投稿日:2006/01/08(Sun) 23:42 No.318  
京都3日目はまた京都定期観光バスに乗りました。コース名は「
ぶらり京都 醍醐寺 東福寺」です。
醍醐寺は広かったですね。俗世から離れて中世にタイムスリップ
したような感じがします。
この三宝院は1115年の創建だそうです。中には豊臣秀吉によって
設計された庭園がありますが、写真撮影禁止ですので、縁側に腰掛
けて庭をしばらく眺めてみましたね。 


心ここにあらず Roshi - 2006/01/09(Mon) 14:59 No.325  

そうでしたね、ここのお寺さんは殆どの事物が
撮影禁止でしたね。
何でもかんでも禁止と言うのは余りにも横暴な
気がして興を殺がれますね。
それにTakaさんはここ醍醐寺より次の東福寺の
方にお目当ての撮影ポイントがあったんだよね。

東福寺 投稿者:Taka 投稿日:2006/01/09(Mon) 00:03 No.319  
さあ、東福寺に来ました。
今回の京都旅行で一番期待していたのが、この東福寺の臥雲橋か
ら通天橋を臨んで撮る燃えるような紅葉の写真でした。ところが
残念なことに、紅葉にはまだ全然早くて、まったく燃えてなく、
せいぜいボヤ程度でした。


最高枚数 Roshi - 2006/01/09(Mon) 15:05 No.326  

ここは確かJRの「京都行こう」のキャンペーンに
出てくるお寺さんですよね、違ったっけ?
紅葉は殆どありませんでしたがそれでも見事な景色
には違いありません。
これで紅葉の盛りなら、さぞやと思えますね。
Takaさんはあちらこちらで沢山の写真を撮っていま
したがここ東福寺が一番多かったのではありませんか。
それに次のお店の予約時間も迫っていたので慌ただし
かったですね。


定番中の定番 Taka - 2006/01/09(Mon) 17:23 No.337  

JRのキャンペーンはどうだったか分かりませんが、まあ定
番でしょうね。
パンフレットや旅行雑誌でよく見かける景色です。
京都駅に近くて、電車・バスの便もいいですから、観光客も
多いと思います。
確かにここでは滞在時間の割りに多くの写真を撮りました。
時間がないと思うとそれだけ燃えるのよ〜。 
とにかく折角来たのだから沢山撮っておこうと思ったのです


激 写 Roshi - 2006/01/10(Tue) 00:09 No.346  

確かに沢山ある京都のお寺さんの中でも絵になる
お寺さんの上位にはランクインするでしょうね。
カメラマンTakaの燃える気持ちも分かるような気
がします。
私の持参したデジカメはここ東福寺でメモリーを
使い果たしてしまいました。
Takaさんのメモリー媒体はとてつもなく容量が大
きかったんでしたね。
流石にカメラマンTakaです。感心します、呆れます。

なまふ料理「麩坊雅六」 投稿者:Taka 投稿日:2006/01/09(Mon) 00:37 No.320  
東福寺では奇妙な現象が起きました。いつもは私が早足でRoshi
さんを引っ張るように歩くのですが、Roshiさんが早足になって
次へ急ぎだしました。
京都定期観光バスは、この東福寺到着と同時に解散となり、後は
自由行動になりました。この後の我々の計画では生麩料理を食べ
にいくことになっていて、しかも予約の時間が迫っていたのです。
もともと、時間にゆとりが無いことは承知でしたが、もう早く車
を拾って出発しないといけないのに、私がぐずぐずと写真を撮っ
ていたので、Roshiさんはやきもきしてしまったのでした。
東福寺から車を走らせ、上数珠屋町の「麩坊雅六」に着いたとき
は、予約時間の1分前でした。う〜ん、まさに滑り込みセーフと
いったところでした。


滑り込みセーフ Roshi - 2006/01/09(Mon) 15:17 No.327  

それはヤキモキしましたよ。お店の予約時間は刻々と
迫って来るのにTakaさんは『あと少し』とか『ここで
1枚』などと言ってあちこち道草をするもんだから。
目に付いたタクシーに乗って運転手さんにお店の名前
言っても分からなかったけどネットからダウンロード
した地図を見せたら簡単に連れて行ってくたね。
観光京都のタクシードライバだけのことはあるね。
「麩坊雅六」ではお昼のコースの中では最高価格の物
を頂きましたね。 通された部屋も一番の部屋だった
ような気がしましたがTakaさんはどう感じましたか。


最高の部屋で最高の料理 Taka - 2006/01/09(Mon) 17:44 No.338  

この「麩坊雅六」はネットで見つけて、Roshiさんが予約を
してくれたところでした。
仰るように、私たちが通された部屋は6人用の「いちょう」
という部屋でした。
料理は昼食では一番高い麩箱膳六華(3,500円)にしました。
ですから、ゆったりとした部屋で、高価な昼食をすることが
出来ました。
料理の時間に間に合って、ゆっくり食事ができたのも、みん
なRoshiさんのお陰です。ありがとうございます。
どうもご馳走様です。えっ、違いますって。(笑)


カラフル Roshi - 2006/01/10(Tue) 00:17 No.347  

“生麩”と言うので、かなり地味な物を想像していましたが
結構カラフルだったと記憶しています。
そして記憶では漆の御膳に幾つもの生麩の料理が小綺麗に盛
られて供されたんでしたよね。 違いましたっけ。
言っときますけど勘定は割り勘です、錯誤のないように。


麩箱膳六華 Taka - 2006/01/14(Sat) 10:38 No.352  

最初に出てきたのは、焼き物、椀物、和え物、珍味です。
焼き物は、良く見かける田楽ですね。お豆腐やこんにゃくと
は違った粘りのある食感が生麩の持ち味なのでしょうね。
そして、この珍味はまさに珍味でした。これは何でしたかね。
生麩を煮固めるとこうなるのでしょうか。


刺身? Roshi - 2006/01/14(Sat) 11:45 No.355  

珍味は確か“生麩のお造り”だったと思うのですが・・。
いわば生麩の刺身ですよね。
刺身とは言っても薄くスライスという感じではありませんが。
こうやってTakaさんの写真を見て、段々と当時の模様を思い
出してきました。
いやぁ、近頃は記憶の薄れるのが早くて困ります。
写真は記録だけでなく脳内の記憶の扉を開ける鍵にもなること
が良く分かります。


花麩 Taka - 2006/01/14(Sat) 13:04 No.358  

そうですか、お造りのことでしたか。
続いて出てきたのは、煮物、蒸し物、揚げ物、御飯、味噌汁、
香の物です。これを肴にお酒もかなり飲んでしまいましたね。


飲んだ飲んだ Roshi - 2006/01/14(Sat) 13:54 No.359  

確かによく飲みましたね。
熱燗を何本やったのか・・・お銚子で3本ずつくらいは
飲んだと思うのですがよくは覚えていません。
ここ「麩坊雅六」の味は“京の薄味”から比べると濃い
味付けだったと思うのですがその辺も酒が進んだ原因な
のかも知れませんね。

名勝「渉成園」 投稿者:Taka 投稿日:2006/01/09(Mon) 14:59 No.324  
生麩料理でお腹一杯になり、お酒もいっぱい飲みました。
まだ帰りの新幹線には相当時間がありますので、渉成園へ寄って
みることにしました。
ここは、真宗大谷派(東本願寺)の飛地境内地になっており、庭
園として整備されています。
Roshiさんは、さすがに疲れてしまって園内は歩きませんでしたね。
園内はけっこう広くて凝った作りでしたよ。


隠れた?名園 Roshi - 2006/01/09(Mon) 15:49 No.331  

ここは目付物でしたね。
確か受付窓口で住所、氏名などを記帳したと思います。
入園料は徴収せず庭園の維持管理の寄付を募っていましたね。
我々も気持ちよく分相応の寄付金を箱に投入しました。
中は広々として池を中心にして色々と配置されているようで
すがTakaさんも書いているとおり私は疲れてしまったので池
の辺にある家屋の縁側に腰掛けて休憩をしていました。
それにしてもここ渉成園は京都駅や東本願寺に近いのに入園
者が少なかったですね。
それも良いことの一つですが時期にもよるのでしょうかね。
お勧めのスポットです。

我ら、食いしん坊! 投稿者:Taka 投稿日:2006/01/09(Mon) 15:26 No.329  
今回の京都旅行は紅葉が目当てでしたが、今年の紅葉は遅く始
まったので、紅葉度2分ぐらいでしたからちょっと残念でしたね。
でも、その分は、食べる方で鬱憤晴らしをした格好になりました。
帰りの新幹線の中で食べる駅弁にもこだわりましたよね。こんな
に熱心に吟味して、お弁当を買ったのは初めてのことです。でも、
その甲斐あって美味しいお弁当を見つけることができて良かった
です。我らが吟味して選んだ駅弁は「日本の味博覧」でした。 


地獄の弁当選び Roshi - 2006/01/09(Mon) 16:00 No.332  

この駅弁に辿り着くまでには苦労しましたね。
京都駅は沢山のお弁当売場があるけれど何処も
満員盛況の状態で品定めをするどころか店内に
入れない状態が何軒も続きましたね。
ぐずぐずしていては弁当にありつけなくなるの
で我々も意を決して満員の人波に身を投じました。
そしてやっとの思いで手にしたのがこのお弁当で
したね。
吟味した「日本の味博覧」弁当とホームで買った
缶ビール、水割りを持ち新幹線に乗り込みました。


天国のお味 Taka - 2006/01/09(Mon) 21:58 No.341  

お弁当売り場とレジの間で、揉みくちゃになっているRoshi
さんをみましたけど大変でしたね。
普段は混雑嫌い、行列嫌いのRoshiさんが、苦労して手に入
れたお弁当は美味しかったでしょ。
それでは、お品書きを公開します。(お品書きは、ちゃんと
持ち帰ったんですよ。)
口取 秋茄子 舞茸 田楽 厚焼き玉子 サーモン柚庵焼き
   獅子唐辛子焼き浸し 栗甘露煮
焚合 海老芝煮 紅葉麩 季節野菜田舎煮(里芋、秋大根、
   蓮根、椎茸、牛蒡、人参、隠元豆)
飯  俵物相(黒米飯、松茸飯)
香物 甘塩梅干し(紀州南高梅) 割干し大根山葵風味 胡瓜
   ぴり辛漬け
[監修] かいせき井中居(姉妹店 黒茶屋、橙々庵) 
    総料理長 田中博敏
ネットで調べてみましたら、このお弁当は京都駅だけのもの
ではなくて、東京、名古屋、大阪で売られていたようです。
これで1,000円ですから大満足です。
また食べてみたいですね。


美味いと思わねば・・ Roshi - 2006/01/10(Tue) 00:40 No.349  

駅弁を買うのにこんなに苦労をしたのは初めてです。
あれほどの混雑の中で買ったお弁当です、美味しいと
思わねば救われませんよ。でも、本当に美味でしたね。
値段の割にはお値打ちの一品だと思います。

また、おいでやす 投稿者:Taka 投稿日:2006/01/14(Sat) 12:01 No.357  
今回の京都旅行は、紅葉にはまだ早くて中途半端な時期になって
しまいました。次回はRoshiさんに企画していただいて、京舞や
川床料理といった優美な遊びを堪能してみたいものです。


また、行こうね Roshi - 2006/01/14(Sat) 14:04 No.360  

そうですね、今回の京の旅はお互いの都合などから
紅葉には中途半端になてしまいましたね。
次回はTakaさんのご希望の京舞や川床料理を中心に
考えてみましょうか。
でも川床料理は夏場がメインになります。
暑さが苦手な私にそれなりの覚悟が必要です。
まぁ、夏までは時間がありますから徐々に覚悟
を固めましょうかね。
京都に限らずまた二人で何処かへ出掛けましょう。
そして美味なる味、風景、人々とふれあいましょう。