京都に行って来たよ 投稿者:Roshi 投稿日:2007/04/25(Wed) 20:41 No.1029  
Takaさん、唐突ですが京都に行って来ましたよ。
何気なくテレビを見ていたら京都で「都をどり」が始まったという
ニュースが流れたので前から興味もあったのでエイヤッと出掛けま
した。
京都一人旅の恒例で定期観光バスを利用してあちらこちらを巡りま
した。
平岡八幡宮 〜 しょうざん庭園 〜 平安神宮 と巡り最後がメイン
の「都をどり」です。
先ずは平岡八幡宮ですがここは “花の天井” と言って一部の天井
格子に多くの花の絵が書かれているので有名だそうです。
書かれた当時は極彩色だったそうですが経年による風化で大分色落
ちしています。
まぁ、色落ちしていなくても撮影禁止なので写真には撮れませんで
したけどね。


いつの間に  Taka - 2007/04/26(Thu) 15:53 No.1031  



あれっ、いつの間に京都へ行ってきたのでしょう。
それにしても、ずいぶんと急な旅行でしたね。
今回は「都をどり」が目的なのですね。
早速、旅行の写真を送っていただいてありがとうございました。
写真は、Roshiさんのお話に合わせて紹介していきたいと思
います。
平岡八幡宮の“花の天井”というのは初めて聞きました。
色褪せてしまっているそうですが、描かれた当時はさぞ美し
かったのでしょうね。
写真が撮れないのはちょっと残念です。


花の天井 Roshi - 2007/04/26(Thu) 17:05 No.1035  

私も今回の京都旅行で“花の天井”を知りました。
格子一つに一つの花が描かれそれが44枚あります。
前述したように色落ちが激しいので何枚かは近い内に
修理を施すと宮司さんが言ってました。
この宮司さん、中々喋りが達者でバスの出発時間が無
ければ延々と話していそうでした。

次にバスは洛北にある “しょうざん” に向かいました。


44枚もあるの Taka - 2007/04/26(Thu) 17:57 No.1036  

花の絵が44枚もあるのですか。
大きな天井なのですね。
おしゃべりな宮司さんというのも面白いです。
次に向かう“しょうざん”というのは何なのでしょうか?


しょうざん Roshi - 2007/04/26(Thu) 18:08 No.1037  

元々は京都の着物メーカーだそうです。
庭園が有名とは聞いていたのですが行ってみて驚きました。
着物関連は当前としても貸し会場、レストラン、結婚式場、
ボウリング場、土産店等々が収容された一大施設なのです。


落ち着いた庭園 Taka - 2007/04/26(Thu) 21:57 No.1039  



“しょうざん”というのは、着物屋さんの名称だったのですね。
色々な施設があって、とても大きいところのようです。
この写真は庭園のようですね。
この建物にも着物が展示されているのでしょうか。


おんな一人 Roshi - 2007/04/26(Thu) 22:20 No.1040  

この庭園は “しょうざん” のメインと言ってよい
施設です。
中には大小幾つかの和風建築があり、この日は庭園
の中でも一番大きな建物で呉服の展示会のような催
しをやっていました。
庭園の中を着物姿で散策するご婦人を見掛けました
が流石に着物メーカーが造った庭だけに見事に決ま
っていて、まるでカラオケビデオを見るようでした。


茅葺屋根 Taka - 2007/04/27(Fri) 17:18 No.1041  



カラオケビデオですか(笑)、最近はとんとご無沙汰ですね。
日本庭園はいいものです。
静かに散策できれば、いい気分転換になります。
この茅葺の小さな建物はお茶室みたいですね。
庭を眺めながらお茶を喫するなんて、いいですよね。


食後の散策 Roshi - 2007/04/27(Fri) 17:32 No.1042  

この建物は庭園の中では一番小さかったと思います。
確かに何処かに在ったお茶室を移築したものと記憶して
いますが定かではありません。
“現在使用中” でないものはさり気なく通行止めにして
あるので思うように近付けないのです。
この庭園はとても良く造られていますがそれほど広くはあ
りませんので20分もあれば一巡できてしまいます。
昼食後の腹ごなしには丁度良い広さです。


20分で一巡 Taka - 2007/04/27(Fri) 21:03 No.1043  

やはり、お茶室でしたか。
20分歩くのは結構な距離になりますが、散策しながらなので
苦にならず、あっという間だったんじゃないですか。
私も機会があったら、一度行ってみたいと思います。


そろそろ出発 Roshi - 2007/04/27(Fri) 22:32 No.1044  

そうですね、ここのお庭はお勧めできます。
Takaさんが歩けばまた違った見方ができると思います。
桜の季節より紅葉の時季の方が似合うように私には思
えました。
庭園を散策し土産店を眺めている内に出発時間になり
ましたのでトイレを済ませてからバスに乗り込もうと
思います。
次はTakaさんとも行った平安神宮です。


平安神宮 Taka - 2007/04/28(Sat) 17:16 No.1045  



そうですね、平安神宮へは一緒に行ったことがあります。
ここは、とても広いですね。
平安神宮のご祭神は、平安京を造営した桓武天皇です。
歴史を感じますね
雲がちょっと多いみたいですけど、お天気は良かったようで
すね。
以前行ったときは、結婚式があったようで、白無垢の花嫁さ
んを遠目に見かけましたが、今回はいかがでしたか?


厳粛 Roshi - 2007/04/28(Sat) 17:35 No.1046  

天気は良かったですよ。
特にここ平安神宮はご覧のように日差しを遮るものが
ありませんし玉砂利からの照り返しもありますしね。
今回も本殿では厳かに結婚式が行われていました。
参拝前に『挙式中なのでお静かに』とバスガイドから
伝達がありましたがあの雰囲気の中では我々に限らず
流石の修学旅行生たちも大人しく物珍しげに見ていま
した。
静かに参拝した後は広大な庭園の“神苑”に歩を進め
ました。


神苑 Taka - 2007/04/28(Sat) 21:35 No.1047  



神苑は、けっこう広いので、前回は半分だけ見ましたけど、
今回は全部見て回ったのですか?


共通認識 Roshi - 2007/04/28(Sat) 23:18 No.1048  

ええ、今回は取り敢えず全体を見て来ました。
そうは言っても“観光バスの見学地の一つ”として
ですから自ずと限りはありますけどね。
神苑の桜も満開を過ぎ、花吹雪ほどではありません
がハラハラと散っている様に外国人観光客が頻りに
シャッターを押していました。
“もののあはれ”が外国の人達にも具体的に分かる
情景だなぁと勝手に納得していました。


桜は日本の心 Taka - 2007/04/29(Sun) 21:05 No.1049  



日本の情緒というものが、外国人にも理解されてきているよ
うですね。
しかし、もう五月も間近だというのに、京都ではまだ桜が残っ
ているのですね、驚きました。


佳きかな桜 Roshi - 2007/04/29(Sun) 21:21 No.1050  

そうなんですよ。
私も桜には殆ど期待していなかったのですが思った以上に
あちらこちらで目にすることが出来ました。
京都はご承知のように盆地ですから市街地を外れて少し高
い所だとまだ頑張っている桜があったようです。
観光ポイントに限らずごく普通の民家の庭先にも頑張って
いる桜を見ることが出来て思わぬ花見気分でした。

さて、そろそろ観光バスに戻る時間になって来ました。
次は最後のポイントで今回のメインの “都をどり” です。


幕開き Taka - 2007/04/29(Sun) 21:48 No.1051  



“都をどり”というのはあまり馴染みがないのですが、舞妓
さんの踊りのことでしょうか。
ここは、祇園にある劇場のようですね。
さあ、お待ちかねの幕開きです。


始まり〜 始まり〜 Roshi - 2007/04/29(Sun) 22:34 No.1052  

“都をどり”の舞踊様式の元々は「京舞井上流」から発してい
るようです。
明治維新で日本の首都が京都から東京に遷都されたことにより
京の都が寂れてしまい、今で言う町興しの一環として三世井上
八千代らが尽力して今日に連なる“都をどり”を考案したそう
です。
舞妓さんが踊るのは勿論ですが多くの踊り手のメインは芸妓の
お姐さんたちのようです。


舞妓?芸妓?? Taka - 2007/04/30(Mon) 08:21 No.1053  



は〜、舞妓と芸妓は違うのでしょうか。
私にはよく分からないので教えてください。
この舞台は春らしい感じがしますね。
“都をどり”はこの季節だけ上演しているものなのでしょうか?


春の風物詩 Roshi - 2007/04/30(Mon) 10:34 No.1054  

ハイ、それでは大雑把ですがご説明します。
舞妓とはTakaさんもご承知の“だらりの帯”で象徴される
若い、芸妓(芸者)に成る前の女性を言います。
舞妓は概ね二十歳位までで卒業し、それ以降は芸妓に成り
ます。
勿論、それまでに辞める人もいますし経済的な理由や諸事
情で芸妓を諦める舞妓もいます。
そしてもう一つ特徴的なのは頭(頭髪)です。
舞妓は地毛ですが芸妓に成ると鬘に変わります。
本当はもっと細かいのですが『舞妓と芸妓の違い』ばかり
書いていては終わらなくなりますのでこの辺で ・ ・ ・ 。

都をどりは春の催し物です。
ニュースの惹句では『京に春を呼ぶ・古都の春の風物詩』
などと言い習わされています。


よく分かりました Taka - 2007/04/30(Mon) 17:44 No.1055  



ふむふむ、なるほど、よく分かりました、丁寧な説明ありが
とうございました。
こちらの舞台は秋のイメージのようですね。
四季に合わせた踊りがあるようですね。
ところで、何故“都おどり”と言わずに“都をどり”という
のでしょうか?
最初は誤字かと思いましたけど...


汲めども尽きぬ ・ ・ ・  Roshi - 2007/04/30(Mon) 20:47 No.1056  

仰るとおり踊りは春夏秋冬をテーマに演じられます。
幕開けは四季に関係なく大勢の踊り手が舞台左右の花道から
賑やかに舞台へと進みます。
オープニングパレードと言ったところでしょうか。
そして四季をテーマにした演目とその間に“かぐや姫”を主
題にした演目を置き最後は出演者全員が舞台に登場し賑々しく
舞い踊り、お開きとなります。
私には踊りの素養は踊るのは勿論ですが観る方でも欠片もあ
りませんが十分に楽しめた1時間でした。

“都をどり”の文字遣いについては私には旧仮名遣いを用い
ているということくらいしか分からないんです。
今も“をどり” を使っているのは古都の伝統と“都をどり”
発祥に敬意を表してのことかなぁと勝手に推測しました。

1泊の短い駆け足旅ではありましたが思いも寄らぬ桜を楽し
めたり、思った以上の満足感を得られた“都をどり”だった
りとやはり京都は奥が深いようです。
Takaさん、次は二人で珍道中を展開しようじゃありませんか。


冬の京都 Taka - 2007/04/30(Mon) 22:58 No.1057  

そうですね、また二人で行きましょう。
春、夏、秋と行きましたから、今度は冬の京都にしましょうか。
京都らしい美味しいものを求めて、Roshi&Taka写真紀行『京
都、冬の味覚』なんていうのもいいと思いますけど。


やはり冬 Roshi - 2007/04/30(Mon) 23:44 No.1058  

京都で乗ったタクシーの運転手さんも言っていました。
底冷えは尋常ではないけれど桜や紅葉の時季に比べれば冬の
京都は観光客も多くなくゆったり、ノンビリと楽しめ一番だ
そうです。
冬の京都へ男二人、湯豆腐でも目当てに出掛けましょうか。