三度目の養老渓谷 投稿者:Taka 投稿日:2009/12/15(Tue) 22:51 No.1286  

12月2日に千葉県夷隅郡大多喜町の養老渓谷へ紅葉を見
に行ってきました。
今回はRoshiさんは都合がつかずお留守番でした。
私はこれで三度目の秋の養老渓谷になります。
二度目の時はRoshiさんと一緒に行きましたね。
最初に行ったときは酷いものでした。
何が酷いって、暗闇の中で渓谷の遊歩道を歩いたのですから
紅葉も何もあったものではありません。
その時は日帰りの観光バスでしたが前半の観光で時間を使い
果たして肝心の養老渓谷に付いた時はもう日暮れ寸前でした。


懐かしの養老渓谷 Roshi - 2009/12/15(Tue) 23:55 No.1287  

おお、懐かしや養老渓谷。
私が同道した時の紅葉は“好い具合”だったと
記憶しています。
三度でかけても中々良い塩梅には巡り合わない
ものなのですね。
晴男のTakaさんも色々と苦労があるんだなぁ。


川への映り込み Taka - 2009/12/16(Wed) 09:37 No.1288  



そうでしたね。
Roshiさんと行ったときが一番紅葉が綺麗でした。
今回は1度目のような真っ暗にならないように撮影会のバ
スツアーにしました。
バスが上野を出たのが8時で、湾岸道路を走って養老渓谷に
着いたのは11時少し前でした。
水月寺から粟又の滝までの遊歩道をたっぷり3時間かけて撮
り歩きました。
この写真は川の流れが緩やかで光の条件が良く綺麗な映り
込みになりました。
時間は13時頃で遊歩道を3分の2程歩いた辺りです。
ここが一番紅葉が綺麗な場所でした。


付かず離れず Roshi - 2009/12/16(Wed) 15:56 No.1289  

うーん、絶景ですねぇ。
川面に浮かんだ紅葉の揺らぎが何とも言えません。
渓谷ですから川と木々は不離一体を成している訳
ですが撮影に絶好の場所というのは以外に少ない
ものですね、と分かっているようなことを言って
みました。
でも、本当にこの写真は絶好、絶妙です。


日陰が多く紅葉が少ない Taka - 2009/12/16(Wed) 17:04 No.1290  



Roshiさんに褒めて頂き撮りに行った甲斐ががありました。
一緒に行った撮影会の人達はここで団子状態になって撮影し
ていました。
良い場所は順番待ちになりますので私は少し離れた所で撮り
ました。
先行すればもっと良い場所があるだろうと思い先へ行きまし
たが結局あの場所が一番でした。
皆さんポイントをよく知っていらっしゃいます。
伊達に大きなカメラと三脚を担いでいる訳では無いようです。
ツアー参加者はご隠居さんのような面々で常連さんのようで
した。
裕福なお爺ちゃんお婆ちゃんが旅行と写真を楽しんでいると
いう感じです。
お爺ちゃんお婆ちゃんなんて言いましたが、最近のお年寄り
は皆さん活動的で若々しいです。


富裕爺婆 Roshi - 2009/12/17(Thu) 10:01 No.1291  

“写真好きのバスツアー”とのことですから
参加の皆さんはそれなりにポイントは押さえ
ているのでしょう。
それにしてもTakaさんの言うとおり最近のご
老人はアクティブです。
何処へ行っても立派な一眼レフを颯爽と操っ
て撮影ポイントを歩き回っています。
私などは去年買ったコンパクトデジカメの操
作が未だに飲み込めません。
活動的な年寄りにはなれそうにありません。


粟又の滝 Taka - 2009/12/17(Thu) 12:58 No.1292  



養老渓谷の遊歩道の終点は「粟又の滝」です。
この滝は高いところから落ちるのではなく斜面をすべり落ち
るという感じです。
さて、粟又の滝の写真を撮り終えると時間は13時40分です。
バスの出発時間が14時ですからここからお手洗いを済ませて
バスに戻ればちょうどよい時間です。
バスに乗ると半分ぐらいの人が戻っていました。
続々とカメラを抱えた満足そうな面々が帰ってきます。
普通の観光ツアーですと、お土産を下げて帰ってきますが今
日はカメラの中にお土産が一杯です。
時間は14時を過ぎましたがまだ3人戻ってきません。
一人が5分遅れ、もう一人が10分遅れで帰ってきました。
団体行動の時は早めに集合するようにしたいものです。
ところが最後の一人は30分経っても現れません。
車内はどうしたのかとざわつき始めました。
添乗員が本部に携帯電話で連絡をしたところ、本人から本部
へ連絡があり下車した場所へ戻ってしまったと分かりました。
バスの乗車場所は下車した場所とは違うところなのです。
そのために地図を手渡されているのですがまったく困った事
になりました。


バスツアーの慣例 Roshi - 2009/12/19(Sat) 15:54 No.1293  

養老渓谷の絶景ポイントは色々あり、幾つかの滝も
ありますがやはりこの「粟又の滝」が白眉ではない
でしょうか。
養老渓谷や周辺地域を取り上げたテレビの旅番組や
旅行雑誌、パンフレットにはほぼ100%の確立で出て
来ます。
私の雑多な記憶力でも鮮明に残っています。

バスツアーの厄介なところは集合時間ですね。
何処のどんなバスツアーでも必ず間に合わない人が
居るものです。
ましてや降車場所と乗車場所が違うというのは厄介
です。
我々が以前、京都の夜間バスツアーに乗車した時も
降車、乗車の場所が違い、また夜ということもあり
遅刻者が続出したじゃないですか。
夜の八坂神社を行ったり来たり走り回ったことを思
い出しました。


海ほたるで月を見る Taka - 2009/12/19(Sat) 22:31 No.1295  



そうでした。
京都でそんなことがありました。
自由行動は良かったのですが最後は時間に追われて走ってま
したね。
さて、バスは最後のお客を拾って40分遅れで次の目的地へ向
けて出発しました。
予定では富津岬へ行って夕陽を撮ることになっていました。
ところが出発時間の遅れと道路渋滞で日の入りに間に合わな
い状況になりました。
このツアーのいいところは臨機応変です。
写真撮影が目的のツアーですので講師と添乗員の判断で高速
道路に乗って急遽「海ほたる」へ向かうことになりました。
全乗客は異議無く拍手です。
しかしながら海ほたるに到着してみると太陽は雲に隠れてし
まい夕陽は見られずじまいでした。
仕方なく夕陽を諦めて向き直ると真ん丸い月が出ていました。
結局今回の撮影会は丸い月で撮り納めとなりました。
ちなみに40分遅れの乗客のお陰で計画外の東京湾アクアライ
ンを使い上野駅に到着したのは予定時刻よりもかなり早くな
りました。
いずれにせよ雲で夕陽は見られなかったのですから早く帰れ
て良かった事になります。
何が幸いするのか分からないものです。


重なる思い出 Roshi - 2009/12/21(Mon) 22:31 No.1296  

07(平成19)年に二人で富士山を求めて房総をドライブ
しましたね。
その帰りに富津岬に立ち寄り、この場所なら日の出も夕
日も最高だねと話した事を憶えています。
そして、神奈川へ戻る途中に「海ほたる」へ寄り落日直
後の “赤富士” を慌しく撮っていたTakaさんと富士の
シルエットも鮮明な記憶です。
今回は富士に代わって真ん丸な月が鮮やかですね。
“中秋の名月”と時期は違いますが相変わらず兎は餅を
搗いているようです。
バスツアーにせよ個人旅行にせよ旅にハプニングは付き
物です。
そのハプニングを楽しめるか否かで旅全体の印象が好く
も悪くもなるように思います。
旅は元々が日常を離れて楽しむもの。
時間の遅れも雲隠れした夕日も「海ほたる」の月が丸く
収めてくれたようですね。

    「紅葉川滝を流れて月を愛で」